前回に引き続きまして、会長田中の2月ナポリタンレポートをお送り致します。
①五反田・プランタンで目玉焼きナポリタン大盛り
「うちの大盛りわかってます?いいんですか?食べられるのですか?絶対に残したらダメですからね。わかってますよね?」
ヤ○ザさながらのプレッシャーがちょいちょい入るたびに胃袋が収縮しつつ、ただでさえデフォルトでも大盛りなのに、たった100円で1.2㎏もの大盛り。ナポリタン愛好家の中では「赤富士」として有名です。
目玉焼きを箸休めに……と思いきや、慣れない手つきで滑落させてしまい、逃げ道を失った中、それでもナポリタン学会会長の沽券にもかかわるので、完食してやりました。なめんなよ。
横浜市民は「富士山盛り」である程度の免疫があるつもりでしたが、昨今の登山ブーム、
「山をなめてはいけない」
赤富士登頂は険しいものがありました。恐れ入りました。
②茅ヶ崎・香川の「霧しまらーめん」外観にはこんなのぼりが!
③②の「霧しまらーめん」でちゃぽリタン
数年前の所謂「ナポリタンブーム」があった頃に長崎界隈から生まれたちゃぽリタン。
焼ちゃんぽんをケチャップ炒めに置き換えたのですね。ナポリタン要素とちゃんぽん要素が入り混じっているのは、キャベツ、白菜、にんじん、玉ねぎ、赤パプリカ、黄パプリカ、ピーマン、豚肉、ベーコン、ウインナー、なると、さつま揚げと、肉眼で確認した限りですが、なんだかんだ12種もの具材が入っていることからしてご理解いただけますでしょうか。物凄く多彩な変化球を持っているお店でした。
④港北・レストランオークラ港北インター店のギラギラな外観
横浜北部にいる方はいろいろな意味でご存知KSGのオークラ。私は初めて潜入しました。
⑤④外観の続き。
数年前から横浜に置く企業としてナポリタンに力を入れていることは知っていました。すごく気になっていました。
⑥レストランオークラの横濱発祥のスパゲティナポリタン
ケチャップとは違う、トマトソースベースなナポリタン。ソースには後味の良いコクが閉じ込められています。これはとても上品で美味しいです。80年代に親に連れて来られた、これぞレストラン!的な、ホールスタッフの方も背筋が伸びていて、昭和の気品あふれる雰囲気。本店も気になります。
⑦中華街・横浜大世界のお土産コーナー
ここは横浜土産が充実しているスポットだと思いますが、いつの間にかナポリタン関連でひと棚出来上がっている充実ぶり。10年前ならこんなことはありませんでした。
⑧⑦で見つけた「横浜ナポリタンソース」
⑨⑧を使って調理。麺は日本ナポリタン学会推奨商品「ボルカノ赤スパゲッチ2.2㎜」
しっかり炒めました。ケチャップ感というよりはトマトソースベースでにんにく・たまねぎの旨味が出ています。味としては甘めなソース。この手のソースは細麺の方が際立つ気がしました。
⑩話題のパスタ「Pastaja」を使ってナポリタン調理
乾麺を生麺に戻す特許技術。わずか1分で茹であがり。特殊技術でデンプンが壊れにくく、血糖値上昇も緩やかになるという優れもの。日本ナポリタン学会認定商品「横濱ナポリタン」を使用して調理。
デンプンが壊れにくいからなのか、心なしか食感も楽しく感じます。パスタ本来の旨味も損ないません。
では、次回3月号もお楽しみに。